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株式投資で生活する方法
  株式投資で生活する方法

投資家であれば一度や二度は、株式投資で生活できないものかと考えたことがあると思います。
現実に数は少ないものの株式投資だけで生活している投資家もおります。実際に株式投資で生活しないまでも、現役引退後の生活の一部になればと考えている投資家も多いと思います。

このように考えている投資家のために、参考になると思われる株式投資の考え方や投資手法などについて解説してみました。

株式投資を始めた動機について、もう一度振り返ってみましょう。
その動機は投資家それぞれ異なった考えのもとにスタートされたことと思います。し
かし、株式投資の最終目的は「株式投資で稼ぐこと」この一点に集約されます。

株式投資で稼ぐことが目標であり、その目標を達成するためには、そのための「手段」が必要にな
ってきます。
その「手段」とは、株式投資においては「投資理論」「投資手法」と言うことになります。株式投資における「投資手法」は数多くあります。
その中から自分に合った手法を選ぶわけですが、これがまた大変な作業となります。いろいろ試したものの、なかなかうまくいかないといったところが現実ではないでしょうか。

日本の相場の歴史は長く、江戸時代の米相場から始まったと言われています。その間に先人達の知恵や修練、多くの苦悩の結果、多様な売買手法が生み出されてきました。現在でもこれらの研究開発は続いています。最近はディトレードも盛んになり、多彩な売買手法を駆使して多くの投資家がパソコンの前で一喜一憂しているようです。

株式投資は、長期間にわたり安定した運用を志していくものです。運用に失敗しない限り売買は延々
と続けていくものです。短期売買であろうと長期投資であろうと、またディトレードあろうと、その売買手法が異なっていても、株式投資は長期間にわたり運用していくことには変わりないわけです。

過去の相場変動を振り返ると、上昇相場あり下降相場あり、またブラックマンデーのような急落の場面もあり相場は常に変動、変化しとどまることはありません。このような相場変動の中でもコンスタントに利益を上げていこうというわけですから、並大抵の考え方や売買手法では継続的に安定した収益を上げて行くことは困難となってきます。このように相場の荒波をかいくぐり利益を上げていくためには、それなりの理論や卓越した売買手法が要求されることになります。

このように上昇、下降相場や急騰、急落の場面でも長期間にわたり安定した収益を上げるためには、
やはり長期間の運用に耐えられる投資理論が必要となってきます。理論なくして長期間の投資運用は不可能です。理論なくしても一時的に利益を上げることはできますが、永続的な利益の確保は無理です。

株式投資で長期間にわたり運用していくということは、上昇期、下降期であっても安定した収益を上げていかなければなりません。たとえば上昇期にはこの指標で下降期にはこの指数でと、その相場展開により使い分ければ非常に効率のよい運用が可能となるはずです。
実際に相場の上昇期、下降期はどのように判定するのでしょうか。過去の相場の足取りをみれば一目瞭然です。しかし、今後の展開はどのように判定するのでしょうか。今後の相場展開は誰にもわかりません。後講釈は誰でもできます。

株式評論家や業界紙などで、今後の相場の展開予想をコメントしていますが、そう当るものではありません。それらのコメントをメモしておいて後日検証して見るとよい。今後の展開を予想するのは大いに結構なことであるが、結局将来の相場展開を確実にわかる人はいないでしょう。しかし、株式投資は将来に対する投資であることも事実です。これらの矛盾をいかに解決していくかということが大きなテーマとなります。

○ 株式投資は、長期間にわたり運用していくものである。
○ 相場の今後の展開は誰にもわからない。

前項で株式投資は長期間にわたり運用して行くために「投資理論」が必要であると述べましたが、これは株式投資に限らず、あらゆる投資の概念においてのマクロ的な理論です。
理論と言っても難しいものではなく、投資のための普遍的な考え方と理解していただければよろしいと思います。一時的には大きな利益を上げたものの、ある時点から一向に収益が上がらず結果的にマイナスとなってしまったという経験はなかったでしょうか。これらの原因は長期運用に耐えられる理論的な裏付けが無かったためと考えられます。


株式投資の理論とは

相場の上げ下げの確率を長期間にわたり検証すると、限りなく50%に近づいてきます。これは投資の基本であり、これらの事実を受け入れない限り投資において長期間にわたり収益を上げて行くことは困難となるでしょう。
バブル期であれば「買い」だけで、その勝率は80%も90%もあったと思います。しかし、バブル崩壊後は、「買い」だけではその勝率も大きくダウンしてしまいます。これらは一年や二年のスパンではなく、株式投資は長期間にわたり運用するものですから、10年、20年というスパンで考えるべきです。
これらの長期的なスパンで考えれば、やはり確率(勝率)は限りなく50%
に近づいていきます。実際に過去にさかのぼって検証しますと、これらを証明することができます。

これらを理解できなければ、これから株式投資を続けて行っても一時的には利益を上げることができても最終的に希望する収益を上げることはできなくなるでしょう。「株式投資は長期間にわたり運用するものである」という考え方に基づけば、相場の確率(勝率)は限りなく50%に近いという事実を理解し、受け入れるべきであると考えます。

そこで相場の上げ下げの確率(勝率)が50%では儲からないのではないかという疑問が起こります。
たしかに勝ち負けが五分五分では儲けることができません。
しかし、確率(勝率)50%で儲ける方法がひとつだけあります。これは相場の必勝法です。
その方法は、儲けは大きく取り、損は小さく切ることです。もし、これができれば確率(勝率)50%
でも利益を上げることができるはずです。つまり「損小利大」の考え方です。

「それができれば誰も苦労しないよ」と言う声が聞こえてきそうですが、誰が何と言おうと「損小利大」の売買手法でなければ、長期にわたり相場で利益を上げていくことは絶対無理です。
これは相場の原点です。相場は勝率の高さを競うものではありません。

このような考え方は日本の投資家にはまだ定着していないようですが、アメリカのトレーダー達は、
相場の必勝法として当然のように理解しています。もし疑問に思うのであれば、自分自身の過去の売買伝票を調べてみてください。「損小利大」ではなく「損大利小」とはなっていませんか。

株式投資では、短期売買や長期投資、ディトレードなどのいかなる売買手法にかかわらず「損小利大」の手法でなければ、相場で成功することは望めないと断言できます。

○ 相場の上げ下げの確率(勝率)は限りなく50%に近づく。
○ 相場は「損小利大」の手法でなければ成功できない。


売買手法

多くの投資家の売買手法は、少しでも安いポジションで仕掛けたいと考えます。「相場は安いところで買い、高いところで売る」ということが基本ですから当然です。これらは「逆張り」による仕掛けということになります。日本の投資家の多くは、この「逆張り」を好んで採用しているようです。しかし、実際には最安値で仕掛けるということは確率的に不可能に近いと思います。逆に「逆張り」のため更に下げる確率は非常に高くなってきます。

一方「順張り」の場合安値を付け、その安値を確認してからの仕掛けとなるため、更にそこから下げる確率は「逆張り」より小さくなるのが一般的です。
アメリカのトレーダーは、この「順張り」の手法を取り入れて売買しているケースが多いようです。

仕掛けは、「逆張り」でも「順張り」でも良いのですが、仕掛け後の下値不安という視点から見れば「順張り」の方がやや有利のようです。また仕掛けから決済までの期間においても「順張り」の方が有利のようです。日本では儲けている投資家は少ないのですが、アメリカの投資家には大儲けしている投資家が非常に多いという事実からも、どちらの手法が有利であるか理解いただけると思います。

相場では「損小利大」の考え方から、利益はできるだけ多く取らなければなりません。利食い幅を10%などと決めて利食いする売買手法では、「利益を大きくする」という基本から外れてしまいます。

では、利益を最大限にまで伸ばすという手法はどのような売買手法なのでしょうか。
利益を最大限に伸ばすためには、事前に利幅を決めることなく上昇となれば、そのトレンドに徹底的についていくことです。つまりトレンドフォローによる売買手法を取ることです。
できるだけ利益を伸ばすための売買手法は「トレンドフォロー型」の売買手法が最適です。

次ぎに、相場で利益を上げるためには損失をできるだけ小さくすることが重要です。
相場で損をしないということはあり得ません。投資成果は、いかに損を小さくできるかによって大きく差がついてきます。相場で儲けることができない最大の原因は、「多くの塩漬け銘柄を持っている」の一言に尽きます。これではいくら稼いでも焼け石に水です。この問題を投資家自身が真剣に考え解決できなければ、いつまでたっても株式投資で利益を上げることはできません。

損切りは、ある程度値幅を決めて損切りしても良いのですが、基本はやはり根拠のある基準で損切りすることがベストです。

○ 仕掛けは「順張り」手法が有利である。
○ 売買手法は「トレンドフォロー型」の売買手法が最適である。

株式投資では、長期にわたり安定した収益を上げなければなりません。
相場では、下降トレンドも多く発生します。そのため投資収益を安定させるため「空売り」も行なわなければなりません。「空売りは青天井になるので怖い」と、多くの投資家は考えているようですが、これらは投資家の投資知識の欠如からくるものであり、正しい投資理論を学び理解できれば恐れることはありません。また「空売り」を行なわなければ、相場が長期間下降トレンドに突入した場合、何もせずただ見ているだけになってしまいます。それでは継続的に安定した収益を上げることはできません。

相場の世界に「絶対」という言葉はありません。
あらゆる角度から検証し、間違いなしと判断して仕掛けたものの悪材料が出て急落してしまったということもあります。仕掛け銘柄が倒産してしまうことだってあります。
相場には常にリスクが伴います。リスクは避けて通れません。これらのリスクに対しては何らかの対処をしなければ取り返しのつかなくなる場合もあります。

リスクに対してはリスクヘッジをして対応します。リスクヘッジの方法はたくさんあります。たとえば「買い銘柄に対して、ヘッジとして売り銘柄を入れる」、または「先物につなぐ」などがあります。一番簡単なリスクコントロールは、分散投資ではないでしょうか。資金を等分にして何銘柄かに分散して投資することです。これらのリスクマネージメントは、投資における必須条件です。

○ 長期に安定した収益を上げるためには「空売り」は不可欠です。
○ リスクコントロールのため、分散投資を行なう。


システム売買

投資における最終的な成果は、投資家自身の考え方に回帰すると考えています。
株式分析ソフトを利用し売買を行なっていたとします。ある投資家はその株式分析ソフトで利益を上げ、ある投資家は同じ株式分析ソフトで損を出す。これらはよくあることですが、なぜこのように格差が出てきてしまうのでしょうか。

たとえ同じ株式分析ソフトを利用した場合でも最終的には、それらを利用する投資家の判断によって売買が行なわれます。同じ売買シグナルが出でも、「ここはだましのシグナルと思うのでパスしよう」「このシグナルはチャンスだから倍の資金を投入しよう」などと、同じ株式分析ソフトを利用してもその判断は分かれてしまいます。

投資家は、その投資によって収益を上げるわけですが、その手法の多くは、投資家の個人的な性格に大きく依存することになります。たとえば「株式投資で利益を上げるためには、このような売買手法でなければ儲かりませんよ」とアドバイスしても、その内容については理解していても、最後には自分の投資法に戻ってしまいます。つまり、どのような株式分析ソフトを利用しても、またどのようなアドバイスを受けたとしても、最後には自分の性格に合った投資手法に戻ってしまいます。
儲けている投資家はいつも儲かる。損している投資家はいつも損する。という結果になってしまいます。これは、まぎれもない事実です。
では、いつも損している投資家はどのようにすれば株式投資で利益を上げることができるのでしょうか。性格を変えれば問題解決となりますが、実際には無理な話です。

ある投資手法で売買を行なっていたとします。しかし、少し売買をしてみたがうまくいかず、また他の投資法へと次々と手法を変えていきます。いつも儲かる投資法がないかと探しまわっています。
どこにもずば抜けた投資法など無いことに早く気づくべきです。ひとつの手法で期間を設定して、多少の損が出ても続けて売買してみることです。

相場に感情移入が激しい投資家がいます。相場の上げ下げに一喜一憂し、上げればもっと上がるのではないかと。下げれば買値まで戻ったら切ろうと考えていて、いざ戻ったら大幅な上昇を夢見る。
これらは確固たる自分の投資手法を持たない投資家の行動であって、このような売買を繰り返しているようではまだ初心者の域を抜けきれません。

相場は常に損得が発生し、誰でもその結果に一喜一憂するものです。しかし、あまり相場にのめり込み自分を見失ってしまっては、その結果は想像できます。株式投資は、ビジネスと考え相場を客観的な立場で見られるようにならなければ長期間の運用に耐えられません。

長期間にわたり株式投資で資金運用するには、システム売買が適しています。
株式投資の実践には、常に決断を迫られます。そのたびに判断に苦慮し苦悩するのです。株式投資を実践している間はこのような状態が延々と続くのです。株式投資は非常にハードな精神力を要求されます。精神的に弱いとノイローゼになる投資家も多いと聞いています。人間は追い詰められると弱いもので、苦悩したあげく「最悪の決断をする」と言われています。
このような状態になってしまっては、もはや株式投資を続行することは不可能となってしまいます。

株式投資では常に冷静で客観的な判断が要求されます。株式投資をビジネスと考え、投資家の主観を排除し、長期運用に耐えられる「システム売買」をお勧めします。


まとめ

株式投資で長期間にわたり安定した収益を上げるためには。

1. 相場の確率(勝率)は50%前後であることを理解する。
2. 「損小利大」の投資手法でなければ、長期間にわたり利益を上げて行くことはでき
   ない。
3. 売買手法は、「トレンドフォロー型」による売買手法が最適である。
4. 長期にわたり安定した収益をあげるためには「空売り」を行なわなければならな
   い。
5. リスクコントロールを行なうため分散投資を行なう。
6. 投資家の主観を入れない「システム売買」を利用する。



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